長時間の仕事が続くと、脳や心臓、メンタル面に至るまで大きな負担をかけます。
その結果、業務効率が下がったり、病気や過労死の原因となるのです。
この記事では、残業が続くことでの健康への影響や無料相談窓口、転職を考えるタイミングを、現役保健師がお伝えいたします。
” 残業ありき ”の仕事は間違い!
あー今日も終わらない…仕事つらい……
ねこ社員さん、残業しすぎじゃないですか?
カラダ壊しますよ…
日本では、「残業は頑張っている!」という考えも未だ根付いてるかもしれません…。
しかし、労働基準法では”1日8時間”、”1週間で40時間”以上(いわゆる残業)を超えた労働は原則禁止しています。
例外的に認められている、36協定を結んでいる場合であっても無制限に残業をさせていいという訳ではありません。
参考:労働基準情報:労働基準に関する法制度|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
参考:36協定で定める時間外労働及び休日労働について留意すべき事項に関する指針
会社は、規定を超えた残業をさせて場合、罰則があるよ!
残業があたりまえって考えは、そもそも間違いなんだ。
まずは、疲労度チェックを!
疲れは知らない間に蓄積し、カラダやココロを蝕んでるかもしれません。
下のリンクから、疲れが溜まってないかチェックしてみてくださいね。
簡単にできるよー。ねこ社員くんもやってみてね。
うん…ポチポチ(入力中)…
ぼくの結果は……
あらら…💦
残業による健康への影響
長い時間の労働は、カラダやココロへ負担が大きいんだ…
特に、疲労度が高かった人は要注意!
にゃ…にゃんと………
君のカラダを守れるのは、君しかいない!病気になる前に気づいて!!!
特に、残業時間が月に45時間を超え、長くなるほど健康に悪い影響があるといわれるといます。
命に関わるような病気やケガの原因となり、過労死の危険性も含んでいるのです…
つらい残業から抜け出すために
怖いのはわかった。でも、時間ないし何すればいいかわからないよー。
一時的に増えた残業や、チームで余力がある場合、
上司に相談し業務量を減らしてもらったり、業務内容を変えてもらうことができるかもしれません。
会社はチームです!
「迷惑を掛けたくない」その気持ちはお察しします。(´・ω・`)
しかし、あなたが壊れてしまっては元も子もないのです。
疲れが溜まった状態で働くことは判断力が下がるので、大きなミスや事故の原因となり結果的に迷惑をかけてしまう可能性も。
「その日でないといけない業務以外はしない!」など、休む時間の確保を最優先に考えましょう。
疲れが取れればパフォーマンスも上がるので、早く仕事が終わるようになるかもしれませんよ。
そもそも、健康じゃないと働けないしね。
………たしかに。
困ったときは、誰かに相談することも大切
残業がつらい、どうしていいか分からない場合は誰かに相談することも必要です。
誰かに話すことで、考えが整理できたり、自分の気づかなかった思いが分かることがあります。
近くの人へ相談がしにくいときは、専門家へ相談することもおススメです。
厚生労働省が無料で設置している窓口もあるので、参考にしてみてくださいね♪
転職を考えるタイミングは?
慢性的な残業がほとんどで改善が難しい場合は、業務調整で残業を減らすことが難しいかもしれません…
疲労が蓄積している状況、かつ会社の風土や慢性的な人手不足により残業削減が難しいようでしたら転職を考えてみてくださいね。
転職に不安がある場合や、何をすればいいか分からない人へ
そんなこと言ったって、簡単に転職なんて無理だよ
そんな時は、転職サイトの利用がいいよ
保有資格や経験が少なく、「自分のスキルに自信がない人」や「やりたいことに困った人」は
転職サイトへ登録し、エージェントへ相談してみるのが良いでしょう。
登録は無料なことが多いですし、やりたいことがみつかるきっかけになったり、どんな職場に転職できるか分かるきっかけになりますよ。
無理して今の会社に縛られず、やりたい仕事を楽しくできるようになるきっかけにしてくださいね。
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